羽衣インコ・羽衣セキセイインコの性格/値段/特徴/飼い方について

小型インコ/フィンチ類

2018.12.092017.05.15

この記事は約3分で読めます。

セキセイインコから生まれた、頭と肩羽が逆立っているおしゃれなインコが羽衣インコ（羽衣セキセイインコ）です。

ショップで見かけることは少ないですが、インコ専門店には繁殖シーズンの春、秋によく入ってきます。

今回は羽衣インコ・羽衣セキセイインコの性格/値段/特徴/飼い方について解説します。

羽衣インコ・羽衣セキセイインコの特徴、寿命、値段

名前の通りセキセイインコから生まれ、日本で固定された品種です。

頭の上の逆毛（梵天）と背中にある巻き毛（背巻き）の両方がそろっているのが特徴です。

背巻きは左右対称なものがより美しい羽衣インコといわれています。

美しさを競う品評会も盛んです。

逆毛と背巻き以外は他のセキセイインコとほぼ同じです。

冬を越した若鳥は病気にも強く丈夫なので、インコをはじめて飼う人もきちんとした準備があれば飼育することができます。

セキセイインコと同じく、親しみやすく、他のインコ（同じ大きさの種類）とも仲良くできる優しい性格です。

雛のころから慣らせば手乗りになり、飼い主さん大好きになってくれます。

おもちゃも大好きで一人遊びもうまいので、留守番も苦ではないほうです。

ケージ、止まり木、餌入れ、水入れ、菜差し（細長い容器）、フードを用意しましょう。

ケージは1～2羽の飼育であれば、小型インコ用のケージでOKです。

セキセイインコ同様、小型のインコなので、隙間風や冷暖房の直風が当たるようなところにケージを置かないようにしましょう。

フードは朝と夕方の1日2回チェックして夕方は餌を追加しましょう。

朝の餌は全交換してあげてください。

雛から最初の冬を越すまではどうしても弱いところがあるので、最初の冬はしっかり保温をするようにしてください。

生後1ヶ月前後の雛を迎え入れるときには、プラスチックケースでしばらく飼育すると、保温管理もできて安全です。

羽衣セキセイインコはなんといってもその巻き毛の美しさが魅力です。

鳴き声も響かないので集合住宅でも飼育ができます（全くきこえないわけではないので、近隣への配慮は忘れずに）。

初心者さんにもおすすめできる美しいインコです。