放鳥中のちょっとした事故やインコ同士のけんかなど、様々な原因でインコが鼻血を出すことがあります。
特にオカメインコは鼻の穴が大きいため、鼻血が出やすい状況になりやすい傾向があります。
今回はインコの鼻血の原因と予防法を解説します。
インコの鼻血の原因
インコの鼻血の原因として考えられるのはいくつかあります。
- 放鳥中に飛び回って衝突。
- おもちゃを激しく振り回してケガ。
- 同居鳥とのケンカ。
- 足で鼻のまわりを掻いている時に外傷ができた。
インコの鼻血が起こる状況で一番多いのは放鳥中です。
部屋の中を猛スピードで飛び回って壁や家具に衝突した時が一番多いのではないでしょうか。
インコは体が小さいため、ほんの数滴の出血でも命に関わる場合があります。
各飼い主は、愛鳥の鼻血の原因を把握しておく必要があります。
インコの鼻血が出たときの対処法
インコの鼻血が出てしまったら、すぐに鼻血を拭き取ってあげましょう。
余裕があれば拭く前に写真を一枚とっておいてください。
病院に行ったときの鼻血の状況をより詳しくみせるためです。
病院に連れて行くかどうかの判断は鼻血がでた状況によりますが、壁などの激突した後、具合が悪そうにしている場合はすぐに病院へ連れて行ってください。
ぶつかったあと内出血をしていた場合、衝突から数時間たってから症状が現われる場合があります。
自分で鼻を掻くなどして鼻血がでた、おもちゃにぶつけて鼻血がでたならまだ良いですが、壁にぶつかった、何かに衝突した、落下した衝撃などが原因であれば、その場は元気でも病院に連れていく事をおすすめします。
インコの鼻血を予防する方法
セキセイインコの鼻血を予防するには、放鳥の時壁に激突しないように、せめて窓ガラスと鏡は布で覆いましょう。
壁にぶつかるほど勢い良く飛ぶインコはクリッピング(羽根を切って飛行能力を制限すること)を行う、ぶつかりそうなところにカーテンを敷くなどの対策が必要です。
打ち所によっては命にかかわります。
また、鼻血が出るほどおもちゃに激しくじゃれる場合は発情の可能性も考えられます。
発情対象となるおもちゃを一時的に取り上げたり発情を抑える生活習慣をインコにさせることが大切です。。
※インコの発情を抑える方法についてはこちらの記事で触れているのであわせてチェックしてみてください。
オカメインコの場合、鼻を足で掻くときに足の爪がひっかかってしまうことで鼻血がおこってしまうことがあります。
鼻血は少量でも、血液が鼻の奥に入ったり、固まってしまうとスムーズな呼吸を阻害してしまう場合がありますので、鼻血の予防、応急処置は非常に重要です。
定期的な爪きりで予防をしてあげてください。
インコの鼻血の原因と予防法。オカメインコは特に確認!まとめ
今朝バニーさんは、爪で鼻をほじってドバっと鼻血が出ました(*´・ω・`)=3#インコ pic.twitter.com/Dg4P60fDXO
— yumiko*🐦* (@yumiko4220305) 2016年3月16日
- インコが鼻血を出したとき、原因や状況をすばやく確認することが大切。
- 鼻血はきれいに拭いてあげてください。拭く前に写真を撮っておくと病院に連れて行く際の資料になります。
- 壁に衝突することが多い場合はクリッピングを行う、壁にカーテンを引くなどの対処をしましょう。
- 発情が多い場合は、対象のものを取り上げるなどする必要があります。
オカメインコちゃんが鼻をホジホジして出血してしまったということは実は珍しくありません。
爪きりを定期的に行えば出血するまでにはならないので、月1~2回の爪チェックをしておきましょう。
放鳥中のインコの壁の衝突はかなり危ないので絶対に対策をとるようにしてください。
ぶつかったあとふらふらしたりしたらすぐに病院へ、何もなくてもあとから症状が出る場合がありますので、こちらもできれば病院に連れて行ってください。
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