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インコの発情の原因と抑制する方法&対策。雄の発情過多は病気の元!

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発情は、インコに限らず、動物にとって子孫を残すための大切な行動です。
インコの発情の原因と抑制する方法&対策。雄の発情過多は病気の元!
しかし、体の小さなインコが長期間発情し続けるのは大きな負担になります。

今回はインコの発情の原因と抑制する方法をまとめました。

発情期間が長くて困っている人は参考にしてみてください。

インコの発情の原因と対策

インコの発情の原因と抑制する方法&対策。雄の発情過多は病気の元!
インコが発情する、発情し続けているのには、主にこれらの原因があります。

  • 昼の時間が長い
  • 温度が年中高め
  • 脂肪分の高い餌が多い
  • 可愛がりすぎている
これらの原因と対策についてみていきましょう。

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昼の時間が長い

夜間生活を送っている飼い主さんにあわせて、インコを起こしていたり、夜寝かす時間が遅すぎたりしていませんか?

昼時間が長いと、インコの活動時間が長くなり、脳の発情を促す物質が多く分泌されて発情に繋がります。

対策としてインコは朝6~7時に起こし夜7~8時には寝かせる生活パターンで暮らしてもらうです。
ケージに布をかけて暗くすることで夜と認識し眠ります。

飼い主さんとインコの生活リズムは全く違います。

日の出とともに起こして、日の入りとともに寝かせる生活を心がけましょう。

人の生活習慣にあわせ夜中まで起きているインコが増えていますが、これは発情の観点からも他の病気の観点からもオススメしません。

温度が年中高め

大切に飼うあまり、年中温度が高めの中飼育されていると、暖かい時期に繁殖をするようにできているインコは発情しやすくなります。

対策として冬の寒さにも少しずつ慣らす、メリハリの利いた一年を過ごさせるようにしましょう。

いきなり低温の環境におくと弱ってしまいますので、少しずつ慣らしていくようにしましょう。

夏の暑さ、冬の寒さを多少感じさせることも、インコの生活には必要です。

check!インコの冬の過ごし方。保温の温度と寒さ対策まとめ。

脂肪分の高い餌が多い

カナリーシードや、ヒマワリの種など脂肪分の高い餌が多いと、肥満になり発情しやすくなります。

対策としてカナリーシードや、ヒマワリの種の量を抑えましょう。

中型インコならヒマワリの種は1日2~3粒で十分です。

おやつ程度に与えるようにしましょう。

与え過ぎは、肥満だけでなく、様々な病気のリスクが上がります。

その分野菜やくだものを与え、日光浴を一日30分~行い、ビタミンを多く取り入れるように心がけましょう。

かわいがり過ぎている

インコと飼い主さんが密接に結びついているほど、インコは飼い主さんを伴侶とみなし発情しやすくなります。

対策として飼い主さんにとっては、辛いことですが愛鳥とのコミュニケーション時間を寂しがらない程度に抑え、一人遊びもできるようにしていきましょう。

飼い主さんへの発情が強すぎる際は、一時的にお世話を別の家族に任せることも必要になります。

また、発情の対象がおもちゃの場合、一時的に取り上げる方法もあります。

取り上げるタイミングは放鳥中、インコに見つからないようにケージから取り除きましょう。

取り上げるところをインコにみられると、信頼関係に亀裂がはいることがあります。

発情過多による様々な弊害

インコの発情の原因と抑制する方法&対策。雄の発情過多は病気の元!
インコは大体年2回ほどオスメス問わず発情する時期を迎えます。
(種類によって異なります)

これは正常の範囲なので問題ありません。

しかし、長期間発情している場合(発情が1ヶ月以上続く等)様々な弊害があります。

体力面でも大きく消耗しますし、特定の病気の誘発原因になりかねません。

◎餌の吐き戻しによる衰弱(オス)
◎精巣腫瘍(オス)
◎卵秘、卵詰まり(メス)
◎カルシウム欠乏症(メス)
◎毛引き症

発情回数が多い、時期が長過ぎる場合は、発情を抑えるように対策をする必要があります。

インコの発情の原因と抑制する方法&対策まとめ

  • インコの発情は、長期間続くと病気の元です。
  • 昼の時間が長い、脂肪分の多い餌、温度、飼い主との密接な関係などが発情要因となります。

発情はとても体力を使います。

長期間の発情は体力を消耗させ、その結果病気や短命になってしまうことにも繋がります。

発情要因をみつけ、対策を行い健康的な生活をさせましょう。

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