夏休みや正月休み、ゴールデンウィーク(GW)などの長期休暇で旅行を計画している家庭も多いと思います。
旅行の時、インコの留守番はどうすればよいのでしょうか。
今回はインコを旅行で1週間~留守番させる時の注意点を解説します。
インコの留守番は2泊が限界
結論から言うと、インコの留守番は2泊が限界です。
餌の不足、水の痛み、ストレスがかかることが予想され、3泊以上の留守番は、不測の事態や事故が起こる可能性が高くなります。
人に依存しやすいといわれるオカメインコや人にベタ慣れした大型オウムなどは1泊家族と会えないだけでも大きなストレスを抱えることになります。
単独での留守番は1泊、2泊以上はインコに理解がある友人やペットホテルへ預けることを強くおすすめします。
インコを留守番させるときの準備(~2泊)と注意点
- 餌と水は予定日数の倍の分入れる。
- 底網を外しておく。
- テレビやラジオをつけっぱなしにする。
- 室温管理を設定しておく。
人になれたインコを1泊~留守番させるとき、やって欲しいことがいくつかあります。
それらをすることで、インコの留守番でのストレスや寂しさを軽減させ、不測の事態への備えにもなります。
餌と水は予定日数の倍の分入れる。
餌と水は予定日数の倍の量を入れましょう。
餌入れと水入れは最低2個用意し、ひとつが万が一使えなくなっても大丈夫なようにしておきましょう。
水が全部無くなってしまっても水分が補給できるように、いつもより多めの青菜を入れておきましょう。
底網を外しておく。
外に落ちた餌を食べられるように底網を外しておきましょう。
パニックで底網に絡まって足や羽根を怪我をしてしまうという事も防げます。
テレビやラジオをつけっぱなしにする。
テレビやラジオといった音がするものを常につけっぱなしにしておくと、インコは普段の生活とあまり変わらない雰囲気に安心します。
室温管理を設定しておく。
留守番は施錠する都合上、どうしても締め切った室内においておくことになります。
室温の上がり過ぎる恐れがあり、小鳥や動物にとっては命にかかわります。
エアコンのタイマー機能を使って室温を調整しましょう。
ペットホテルを利用する前の心構え
ペットホテルは良くも悪くもペットを預かる「だけ」のサービスです。
飼い主さんが普段当たり前にやっているインコのお世話を、ペットホテルの人がやってくれるとは限りません。
お願いしていないことはやってもらえないと心がけ、「敷き紙は毎日取り替えて欲しい」「青菜は午前中だけ与えて欲しい」というような、どうしてもペットホテルにやって欲しいことは別にメモにして渡しておきましょう。
ただし、ペットホテルのスタッフには他の動物の世話もあるので、お願いすることは3つくらいまでに留めましょう。
※詳細はこちらでも書いていますのであわせてチェックしてみてください。
check!インコをペットホテルに預ける前に飼い主がやっておく2つの事。
3泊以上の留守番はペットホテルを使いましょう
インコにとって3泊以上の留守番は餌や水の枯渇や、ストレスなどから危険といわざるを得ません。
3泊以上の留守番は必ずペットホテルやペットシッターなどを利用することが鉄則です。
季節や室温、飼い主の準備不足によっては1泊でも命に関わることになります。
どうしても心配な場合は1泊からでもペットホテルや、インコに明るい知人に預かってもらいましょう。
ペット可の宿泊地を探す
愛鳥を預けるのがどうしても心配な場合は、ペット可の宿泊施設を探して、一緒に連れて行くのもオススメです。
ペットは家族!旅行も一緒に連れて行きたい!という家族が増加しており、ペット宿泊可能な施設もどんどん増えています。
インコの場合、放鳥ができないなどのルールがありますので、まずは電話で「インコの種類、羽数、滞在日数」などを説明して宿泊可能かを確認してください。
インコを旅行で1週間~留守番させる時はホテルを!注意点まとめ
- インコ単独の留守番は2泊が限界です。
- 1泊でも不測の事態に備え、入念な準備が必要です。
- インコを一週間~留守番させるときはペットホテルなどを利用しましょう。
- ペットホテルに最低限してもらいたいことはメモにしてお願いすると良いでしょう。
- どうしても一緒に連れて行きたいときはペット可のホテルを利用するのもおすすめです。
インコにとって留守番は、人間が思っている以上にストレスが強くかかります。
単独の留守番中の事故の報告も少なくはありません。
しっかり対策し、長期不在の時は必ずペットホテルを利用しましょう。
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