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オカメインコのプチプチ音はヘキサミタの危険!症状と治療法。

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オカメインコの口からプチプチ、プツプツという音が聞こえてきた、という事はありませんか。

オカメインコのプチプチ音はヘキサミタの危険!症状と治療法。

実はこの音は呼吸器系、ウイルス性の病気の症状であることが多く、早急に治療が必要です。

今回はオカメインコのプチプチ音で考えられる病気と症状、治療法をまとめていきます。

オカメインコのプチプチ音の原因と症状

オカメインコのプチプチ音はヘキサミタの危険!症状と治療法。
オカメインコの喉や口の中からプチプチ、プツプツというような音がする、口の中にチーズ状の塊がみられる、食欲不振などがみられる場合、「トリコモナス症」「ヘキサミタ症」の可能性があります。

この病気はよく似ていて、原虫の違い、アルコールへの耐性(ヘキサミタはアルコール消毒液では死にません)などに違いが出ます。

オカメインコのプチプチ音はヘキサミタの危険!症状と治療法。

プチプチ音の原因となる病気の主なものは「トリコモナス症」のほうですが、オカメインコの場合はヘキサミタであるほうが多いとされています。

このように、素人ではどちらの病気かは判断しづらいため、病院で便検査や顕微鏡検査で原虫を確認して確定診断、治療を行います。

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ヘキサメタ/トリコモナスの治療法と治療期間

オカメインコのプチプチ音はヘキサミタの危険!症状と治療法。
抗生剤や駆虫薬の投与を行います。

治療期間は2週間前後ですが、進行具合やインコの体調次第では1ヶ月以上かかる場合もあります。

オカメインコの治療で飼い主さんが心がける事

オカメインコのプチプチ音はヘキサミタの危険!症状と治療法。

  • ケージや使用している器具を熱湯消毒する。
  • 敷き紙は1日3回取り替える。
  • 駆虫後月1回の検査を2回(2ヶ月)念のため行う。

この病気はヒナの時期の感染、ペットショップで既に感染していた場合が多い病気です。

家庭で細菌を増やさないためにも、几帳面過ぎるくらい徹底してください。

再発や治療期間の延長は病鳥の体力を奪ってしまいます。

オカメインコのケージや使用している器具を熱湯消毒する。

ケージや餌入れ、敷き網、ケージを置いている台など、オカメインコの飼育に使っている器具は可能な範囲ですべて熱湯消毒しましょう。

同居している鳥がいる場合、同様にケージや使用器具を熱湯消毒した上で、別の部屋に隔離させましょう。

獣医さんによっては、予防措置として、同居鳥用に薬を処方するところもあるそうです。
心配な場合は同居している鳥も一緒に感染していないか診てもらうと良いでしょう。

敷き紙は1日3回取り替える。

フンを経口摂取することで、感染する病気です。

敷き紙は最低1日3回、フンをしていたら回数にかかわらずすぐに敷き紙を取り替えましょう。

インコを触ったあとは必ず石鹸を肘まで付けて洗うようにしましょう。

ヘキサミタの駆虫後月1回の検査を2回(2ヶ月)念のため行う。

ヘキサミタ、トリコモナスの駆虫が終わった後も月1回の検査を念のため2回(2ヶ月)行いましょう。

熱湯消毒や敷き紙の取替え(駆虫後は1日1回でOKです)もこまめに行ってください。

オカメインコのヘキサミタ治療体験談

私のオカメインコはお迎えしてすぐ体調を崩しました。

先住のオカメインコのヒナ時代に比べ、明らかに動きが緩慢で、食欲もあまりありませんでした。

そして口の中から「プチプチプチ…」と何かがはじけるような音がきこえてきたのです。

すぐに病院に連れて行くと、「ヘキサミタだろう」と診断されました。

おそらく、ペットショップか輸送の過程での感染だろうとのことです。

病院の先生が言うには、ペットショップに居たころから持っていただろうとのこと。

ヘキサミタ治療の始まりと克服

治療は薬の投与による駆虫でした。

目薬を入れるような容器に入った薬を1日2回、3滴投与しました。

最初はかなり抵抗して、一回の投薬に10分くらいかかりましたが、だんだん私もインコもなれてきたのか、後半はスムーズに飲んでくれました。

ケージと周辺飼育用品の熱湯消毒の徹底は主治医から徹底するように言われました。

再発すると治療が長引き、インコちゃんが大変ですよと仰っていました。

ケージと周辺飼育用品は2日に1回、敷き紙は1日3回(朝、昼14時~15時、寝かせる前の20時前後)+フンを見つけ次第取り替えていました。

特に底網にからみついたフンは感染源になりやすいので、予備の底網を使って交互に熱湯消毒しながら使いました。

このような治療の日々を10日ほど続いたあと、駆虫することができました。

オカメインコのプチプチ音はヘキサミタの危険!症状と治療法。まとめ

  • オカメインコの口や喉からのプチプチ音は病気を疑いましょう。
  • 代表的な病気として「トリコモナス症」「ヘキサミタ」が挙げられます。
  • 末期でなければ治療で完治が期待できる病気なので、心配せずにしっかり治療をしてあげてください。
  • ケージや飼育用品の熱湯消毒、排泄物の徹底除去を心がけましょう。

オカメインコのヘキサミタ、トリコモナス症は治療に数週間かかりますが、完治が見込める病気です。

投薬と飼育用品の消毒管理、排泄物の徹底除去をしっかりしてがんばりましょう。

正しい診断、治療がされるためにも鳥をしっかりみられる獣医さんを探しておく事も大切です。

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