陽気で楽しい性格に、緑や黄色などのカラフルな色合いが人気のボウシインコは世界中で愛されているコンパニオンバードです。
アオボウシインコ、アカボウシインコ、キエリボウシインコ、ムジボウシインコなど多くの種類がいます。
大型鳥ですので、注意点を守って飼育する必要があります。
今回はそんなボウシインコの飼い方/価格/性格/寿命/注意点について解説します。
ボウシインコの価格・性格・寿命
原産国 | アマゾン川流域中心~中南米 |
寿命 | 40年~50年 |
お迎え平均価格 | 200.000円~350.000円(種類・色代わりで上下) |
大きさ | 約35.0cm~45.0cm |
身がしっかり詰まったずんぐりとした体型の大型インコです。
美しい緑の体色を基調に、黄色や赤色などのカラフルな種類がたくさんいます。
ボウシインコの仲間には、キエリボウシインコ、キビタイボウシインコ、アオボウシインコ、ムジボウシインコなどがいます。
ボウシインコたちは人によくなつき、攻撃性はあまりありませんが、力が強く、特に噛む力や足の握る力は非常に強いです。
飼育する際は大型インコ専用のケージを準備しましょう。
強度が足りないと脱走したり、ケージの変形を招く恐れがあります。
飼い主以外の人にはとっさの行動をする場合がありますので、インコにとって面識のない人を安易に近づけないように注意しましょう。
野生のボウシインコはトウモロコシなど農作物を荒らす害鳥として農家の方々から嫌われている対象になっています。
ボウシインコの性格
明るく人なれしやすく、ほかの大型インコにくらべ、比較的おとなしい性格の個体が多いです。
言葉を覚えるのも早く、おしゃべりも比較的得意な傾向にあります。
性成熟したオスは気性が荒くなる傾向があるので、注意しましょう。
ボウシインコの寿命
ボウシインコの寿命は40年~50年といわれています。
長寿ですので、その寿命を家族全員で育てられるのかをよく話し合ってください。
ボウシインコの飼育方法と注意点
ボウシインコは中型~大型の鳥ですので、しっかりした作りの大型鳥専用のケージで飼育する必要があります。
知能の高さから、飼い主のケージの開け閉めを観察、学習し、自分であけてしまうことがあります。
内側からあけられないよう、外からナスカンなどをかけておいてください。
ケージ内には止まり木、エサ入れ、水入れを用意しましょう。
中南米を中心に生息している鳥なので、寒さに弱い傾向にありますので冬場はきちんと保温をするようにしましょう。
活発でオモチャで遊ぶことも大好きなので、いくつかのオモチャを用意して、日替わりで遊んであげると喜びます。
ボウシインコのエサ
ボウシインコには市販されている大型インコ用のペレットや大型インコ用のブレンドされたシードなど栄養価の高いものをメインに与えましょう。
野菜は小松菜やカボチャ(蒸したもの)などの緑黄色野菜、果物はりんご、みかん、バナナなどを好みます。
ボウシインコの鳴き声
ボウシインコは鳴く頻度はそう多くはありませんが、鳴き声自体は大きく、甲高いです。
広範囲に響くので、防音対策は必須になります。
集合住宅はもちろんのこと、一軒家でも防音対策をしたほうが無難です。
防音壁、防音カーテン、防音アクリルケースなどで防音対策をしましょう。
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ボウシインコの飼育に向いている人
ボウシインコは人によく懐き、スキンシップを多く求めます。
そのため、インコとの時間を多く取れる人に飼育してほしいインコです。
また、防音対策と防寒対策に特にしっかり費用をかけられる人に向いています。
噛み癖が強くでる個体も割と多い傾向にありますので、気長に噛み癖のしつけができることも飼育するにあたって重要です。
ボウシインコの飼い方/価格/性格/寿命/注意点についてまとめ
- ボウシインコは人とかかわるのが大好きな陽気で優しい大型鳥です。
- 中南米を中心に生活しているので、寒さには弱い傾向にあります。
- 甲高い鳴き声なので、周囲に響きます。防音対策をしましょう。
ボウシインコは陽気で人とのコミュニケーションを好むインコです。
知能も高く、おしゃべりも上手ですが、興奮すると鳴き声が大きくなったり、噛みが強くなる傾向にあります。
家族以外の人に触らせる時は、十分注意してあげてください。
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