アオボウシインコは古くからヨーロッパを中心に愛されてきたコンパニオンバードです。
ボウシインコの仲間で、人懐こく、非常に賢く、おしゃべりも上手なので愛好家がとても多いインコです。
ボウシインコの中でも興奮しやすく、絶叫の雄叫びもたびたびあるので防音対策は必須です。
今回アオボウシインコの飼育 価格/性格/寿命/鳴き声/性別の見分け方について解説します。
アオボウシインコの価格、性格、寿命
大変人懐こく、ずんぐりとした体型が特徴のボウシインコの一種です。
アオボウシインコはその名前からして「頭に青い帽子を被ったような模様のインコ」なのではと思われがちですが、実際の青い部分はくちばしの根元です。
日常生活でよく耳にする人の言葉や音を学習ししゃべることが得意です。
したがってよく耳にするであろう「名前」や「ごはんだよ」「おはよう」「バイバイ」といった言葉を覚えることが多いでしょう。
アオボウシインコの性格
アオボウシインコは陽気で人なれしやすく、明るい性格の個体が多いです。
なつきやすい反面、自身の好きな時だけ甘えてくる猫のような一面も持ち合わせています。
興奮しやすく、興奮すると雄叫びをあげるため、お迎え前に防音対策をしておく必要があるでしょう。
アオボウシインコの寿命
アオボウシインコの寿命は40年~50年といわれています。
文字通り一生のお付き合いになりますので、お迎えするときは「お迎え後はずっとインコと一緒の生活になる」と思ってください。
アオボウシインコの性別の見分け方
アオボウシインコの性別は、外見やしぐさで判別することは困難です。
羽根を検査機関に送り、DNAを鑑定して判別します。
一部の動物病院では、DNA鑑定を実施、もしくは検査機関の斡旋をしてくれるところもあります。
アオボウシインコの飼育方法と注意点
アオボウシインコは、くちばしと足の力が非常に強いので、しっかりした作りの大型鳥専用のケージを用意しましょう。
止まり木を2本入れて飛び移れる奥行きが必要です。
止まり木の高さは変えるほうが飛び移る楽しみを得られるので良いでしょう。
ケージ内には止まり木、エサ入れ、水入れを用意しましょう。
ペレットなどのえさを水につけて食べることがあるので、水は汚れやすくなります。
こまめに水入れをチェックして汚れていたらすぐに交換しましょう。
野生では南アメリカを中心に生息しているので、寒さに弱いです。
冬場はきちんと保温をするようにしましょう。
アオボウシインコのエサ
飼育下では大型インコ、オウム用のシードミックスやペレットを与えましょう。
緑黄色野菜や青菜を野菜として与えつつ、果物も週に2~3回ほど副食として与えましょう。
質の良いフード、ペレットと適度な野菜やフルーツ、毎日のコミュニケーションが長寿の秘訣です。
アオボウシインコの鳴き声
アオボウシインコは興奮して絶叫に近い鳴き声をあげたり、飼い主を求めて鳴く「呼び鳴き」の頻度がやや多い鳥です。
周囲に対しかなり響く声質なので、防音対策をしなければ飼育できません。
防音壁、防音アクリルケース、防音カーテンなどで防音対策をしましょう。
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アオボウシインコの飼育に向いている人
アオボウシインコはとても人に懐くインコなので、手乗りの場合は毎日のスキンシップが大切になります。
毎日放鳥してスキンシップをとれる人、興奮時の絶叫による近所迷惑防止のために防音対策ができる人に適しています。
また、40年以上と長寿命ですので一生インコ優先の生活ができる(もしくは家族へ継続飼育が可能)人に飼っていただきたいインコです。
アオボウシインコの飼育 価格/性格/寿命/鳴き声/性別の見分け方まとめ
- アオボウシインコはフレンドリーで人によくなつく大型インコです。
- 興奮すると絶叫したり、呼び鳴きをすることがありますので、防音対策が必須です。
- 性別判断は羽根を検査機関に送ってDNA鑑定して診断します。
アオボウシインコは活発で遊び好き、飼い主大好きインコです。
興奮してテンションがあがりやすいところもありますが、彼らがいるだけで毎日が楽しくなることは間違いありません。
毎日スキンシップがとれること、防音対策ができること、そして何より長い一生を責任をもって面倒をみられることをしっかり検討した上でお迎えしましょう。
コメント
[アオボウシインコの性別の見分け方]の下にある写真は、別種のキソデボウシインコの写真です。アオボウシの嘴は全て黒く、キソデボウシの嘴は付け根のあたりが灰色っぽいです。