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インコの日光浴は直射日光を網戸越しに。ガラス越しはNG。

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インコの日光浴は、人間が思っている以上に必要不可欠なものです。
インコの日光浴は直射日光を網戸越しに。ガラス越しはNG。
そのため、日光浴は毎日の健康管理、体作りにかかせません。週に3~4日各数十分ほどは日光浴させましょう。

特にヨウムは欠乏症になりやすく、ビタミンDを作るのに必要不可欠です。

今回はインコにとって効率の良い日光浴方法について解説します。

インコが日光浴が必要な理由

インコの日光浴は直射日光を網戸越しに。ガラス越しはNG。
インコやオウムは日光浴で日差しを全身に浴び、体内で、カルシウムの吸収に大切なビタミンD3を生成します。

日光浴をしていないと、ビタミンD3が鳥さんの体内で生成されず、カルシウムが吸収されず、丈夫な骨が作られなくなります。

これがひどくなるとカルシウム欠乏症を引き起こします。

特にヨウムはビタミンD3欠乏症になりやすく、全身症状にあらわれやすいです。

また、日光浴不足から、イライラしだし、毛引きや問題行動に発展する場合もあります。

また、羽根についた、ダニなどの寄生虫を、駆除する効果もあります。

※ヨウムと日光浴の関係の詳細はこちらもあわせてどうぞ。
■ヨウムの飼い方/飼育方法と注意点。神経質でストレスに注意!

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インコに最適な日光浴時間と方法

日光浴時間の目安

インコの日光浴は直射日光を網戸越しに。ガラス越しはNG。

種類にもよりますが、セキセイインコなどの小型インコは1日10分程度。

オカメインコなどの中型インコは、1日30分~1時間程度。

大型インコは、2時間~4時間が目安です。

※あくまで目安なので、愛鳥の様子や体調をみて加減してください。

日光浴の環境

日光浴の環境として、
・直射日光を全体にあてない。
・外敵防止のため網戸越し。
・影になる場所をきちんと作る。

のがポイントでです。

直射日光が日光浴では大切ですが、日陰もなく、全体に直射日光をあてると鳥が弱ってしまいます。

また実は、ガラスはビタミンD3を生成する紫外線を透過しないため、ガラス越しの日光浴はほとんど効果がありません。

ですので、網戸越しにするのがベストです。

猫などの外敵が網戸をこじ開けるケースもあるので、日光浴中は、そばにいられる時間を作りましょう。

曇りの日でも紫外線はでているので、日光浴の効果(ビタミンD3生成)があります。

日光浴ができにくい環境の場合

インコの日光浴は直射日光を網戸越しに。ガラス越しはNG。
近隣との関係や事情で、直射日光の日光浴が不可能な場合は、太陽光ライトや総合栄養補助剤(「ビタミンD3」を含有する物。)を与えると良いでしょう。

太陽光ライトはこちら↓
>>スパイラルライト ライト 紫外線灯 

総合栄養剤に関してはこちら↓
ネクトンS ネクトンbioの保存方法、使い方/与え方まとめ

あくまでも、代替え案ですので、お日様の自然な光がベストです。

インコに最適な日光浴時間と方法まとめ

  • インコの体作り、骨作りに日光浴は不可欠です。
  • 1日数十分からでも与えると効果あります。
  • ガラス越しは効果が薄いため、網戸越しがベストです。
  • 日陰を作り、外敵がこないように見張れる状態で日光浴させましょう。

インコの日光浴は、体のバランスを整える全体状態の維持向上に欠かせない大切なものです。

曇りの日でも効果がありますので、愛鳥の体調や様子をみて積極的に行いましょう。

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