インコ/オウムはとても感情豊かな生き物です。
喜怒哀楽を上手に表現し、飼い主とコミュニケーションをとろうとします。
いつもご機嫌なときばかりではなく、不機嫌なときももちろんあります。
その不機嫌な感情には彼らなりの理由があります。
愛鳥が不機嫌なとき、イライラしている理由は何なのか、どうすれば良いのかを解説します。
オウム、インコが不機嫌な理由と対処法
インコも生き物ですから感情があります。
ご機嫌な日もあればご機嫌ななめの日もあります。
ではインコが不機嫌になる状況と言うのは、どういうものがあるのでしょうか。
- 換羽時期である。
- 急な動きが目の前であった。
- 飼い主さんにかまってほしい。
こういった理由は、人間にとっては理解できていない・気づいていない状況も多いのではないでしょうか。
そのため「インコが急に凶暴になった」「急に性格が悪くなった、性格が変わった」と悩んでいる飼い主さんも非常に多いのです。
これらの対処法について解説していきます。
換羽時期
鳥は1年に1~2回(種類によって異なります)羽が生え変わります。
これを換羽(かんう)といい、大きなエネルギーを使います。
ごっそり全体的に抜ける種類もあれば、頭だけ、尻尾だけと一部から少しずつ生え変わる種類もあります。
この時期は精神面が不安定になり、イライラする、噛み付くことが多くなります。
体力も消耗していますので、この時期は放鳥を控えてそっとしておいてあげましょう。
換羽期間も鳥の種類によって異なり、頭、足、翼と一部分ずつ換羽するタイプや、一気にごっそり変わるタイプなど、換羽そのものに数週間~数ヶ月かかる場合もあります。
※換羽についてはこちらもチェックしてみてください。
check!換羽の時期のインコは食欲不振&イライラ。時期と対策まとめ。
急な動きが目の前であった
急に周りが光る、大きな音が鳴ったなどの急な動きはインコにとって大きなストレスです。
それらが原因で不機嫌になったり、突発的に噛み付くことがあります。
インコの前では急な動きや発光、大きな音量は出さないようにしましょう。
飼い主さんにかまってほしい
飼い主さんに構って欲しくて強く噛んだり、機嫌を損ねたりします。
放鳥しているときは愛鳥に注目を全部向けてあげましょう。
「読書をしながら」「パソコンをしながら」といった『ながら放鳥』は、インコにとってはとても悲しいものです。
また、インコに噛まれた事で要求に応じることは、「要求を通すためには噛めば良いんだ!」とインコに誤った学習をさせてしまい、噛み癖がつく原因になりますので、噛まれたら極力反応しないようにしましょう。
オウム/インコが不機嫌な理由と対処法まとめ
- インコやオウムはとても感情豊かで不機嫌になることが意外と多いです。
- インコが不機嫌になる理由は、換羽時期を筆頭にさまざまなものがあります。
- 理由を把握ししっかり対処して、インコにも飼い主にもストレスがないようにしましょう。
インコが不機嫌になると悲しくなって原因を知りたくなりますよね。
日によっては「ケージの中にいたい」「ひとりで遊びたい」という気持ちになることも多いようです。
そういうときは無理強いせず、インコの希望に沿ってあげましょう。
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