仕事から帰ってきて愛鳥に癒してもらう、至福のひと時。
しかし、気をつけないと、愛鳥の命を脅かすことが起こります。
今回は、インコの化粧品中毒についてです。
注意!インコの化粧品中毒
インコは化学薬品の類には非常に弱く、中毒を起こしやすい生き物です。
普段女性が身近に接している「化粧品」も化学薬品が含まれています。
化粧をして仕事や外出をした飼い主さんが帰宅し、そのまま愛鳥とふれあい。
飼い主さんの頬にキスをした、インコの口から体内に化粧品が入り、 中毒を起こすことがまれにあります。
愛鳥とのふれあいの前には、化粧を落とす、または化粧している場所(頬など)にキスをさせないことを心がけましょう。
たとえ自然由来成分の化粧品でも、念を入れて対策をとりましょう。
他にも、テーブルに、つい置きっぱなしにしていたリップクリームを、かじって中毒を起こした例が報告されています。
中毒を疑うときは
インコの歩き方、飛び方がおかしい、呼吸が速くなった、フンの様子がいつもと違うなど様子がおかしいことがあれば、すぐに病院へ連れて行ってください。
自然治癒することはほとんどないと思ってください!
最悪、突然死する場合もあります。
インコ/小鳥の突然死の死因・原因と病気。雛は特に注意を。
注意!化粧をしたままインコと触れ合うと、化粧品中毒の危険!まとめ
- 化粧をしたまま、インコとのふれあいは化粧品中毒の危険があります。
- 化粧をした肌をインコになめさせない、化粧を落としてから触れ合うなどの対策をしましょう。
- 愛鳥の様子が、おかしいと感じたら様子見をせず、すぐ病院へ連れて行ってください。
女性にとって化粧品は毎日使う身近なものです。
身近だからこそ、危険性を感じないということも多いのです。
愛鳥と接するときは面倒でも化粧を落としておく、周囲には化粧品をおかないなど対策をとりましょう。
インコの薬品に対する感受性の高さに、危機感を持って接して欲しいと思います
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