インコの雛のお迎え時期にはおすすめの時期があります。
適切に繁殖されたインコの雛は、飼い易いだけでなく、体力面、体質面でも大きな違いがあります。
実はインコの雛の生まれた時期やお迎え時期で雛の飼育の難しさに天と地ほどの違いがでます。
今回はインコの雛のお迎え時期とお迎えの具体的な時期とその理由について解説します。
インコの雛のお迎え時期は「春と秋」です。
インコの雛のお迎え時期は、「雛を産んだ親鳥の体力がある時期から逆算して考える」のが一番良い方法です。
元気な親鳥から元気な雛が生まれます。
これらは一見当然のことのように思えますが、意外と見落としやすいことなのです。
体力的、気候的に厳しい時期に無理して繁殖したと思われる親鳥の雛はどうしても弱くなってしまいます。
そのため、夏や冬に生まれた雛は体力的、体質的にも弱い傾向があるといわれています。
インコの繁殖期は、気温が穏やかな春と秋です。
本当にこだわっているブリーダーさんは春と秋しか繁殖させません。
なので、穏やかな気候の春と秋に健全に繁殖された雛が丈夫で健康に育ちやすいのです。
夏や冬の雛が育てにくい理由
夏場の暑い時期や、冬場の寒い時期に生後1~2ヶ月を迎えるような雛は、温度管理や、換気、保温など、育てなければ気をつけなければならないことが増えるため、飼い主さんとしても非常に育てにくいです。
加えて生後間もない雛には体力も多くありません。
ちょっとした気温の変化で、食欲が落ちたり病気になったりします。
春や秋にそういったリスクが絶対無いわけではありませんが、より低いということは確かです。
インコの雛のお迎えの具体的な時期
お迎えの具体的な時期は、春であれば2月下旬から4月、秋であれば9月から10月中旬程度までです。
この時期は比較的健康&元気で体力のある雛にめぐり合える可能性が高いです。
夏場、冬場に「インコを飼いたい!インコの雛がほしい!」となっても、ぐっと我慢して、春先、秋先に生まれた雛をお迎えすることをおすすめします。
いつでも保温できる用意をしましょう。
また、体調を崩した場合、例え夏場でも保温が必要な場合があります。
体調を崩したインコの雛に必要なものは、まず保温です。
少々の食欲不振や風邪のごく初期であれば、保温で持ち直すこともあります。
雛をお迎えするときは、時期にかかわらず必ず保温器具をそろえておきましょう。
体調を崩したかな、と思ったらまず保温して、すぐに獣医さんの元に連れて行きましょう。
インコの雛のお迎え時期・季節は春と秋がベスト!冬を越して強い子に!まとめ
- インコの雛にはお迎えの季節があります。
- インコの雛のお迎えにベストな時期は春と秋です。
- 夏場や冬場の雛は親の体力が落ちた中での繁殖の可能性が高いです。
インコは体が小さく、体温が奪われる&熱がこもると体調をすぐ崩します。
できるだけ、そういったリスクの少ない穏やかな気候のときにお迎えすることをオススメします。
お迎え前後の雛によくある問題点については、こちらもチェックしてみてください。
check!インコの健康診断はお迎え後に。動かない、鳴かない子の対処法。
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