セキセイインコは意外と噛み癖がある個体があるインコです。
インコは噛むことで周りから情報を得ている側面もありますが、人への噛みつき頻度は減らしたいですね。
今回はセキセイインコの雛や中雛にも使える、噛み癖のしつけ方法について紹介します。
インコは噛むことが仕事!
インコは噛むことが仕事といっても過言ではありません。
噛むことで感触などを確かめ、色々な情報を収集しています。
しかしながら、人にガブガブ噛んでしまうのは、一緒に暮らす上でとても困ります。
エスカレートすると、噛みが強くなり、人が怪我をしたり流血したりしてしまうので、しつけが必要になります。
セキセイインコの噛み癖のしつけ方法
インコが噛むことを一切やめさせることはできませんが、「噛んでよいもの」「噛んではいけないもの」をしつけによって教えることによって、人に対する噛みを抑えることができます。
- 飼い主との関係を見直してみる。
- 「噛んでも良いもの」を与える。
- 叱るときは現行犯でビシッと短く叱りましょう。
これらについて解説していきます。
飼い主との関係を見直してみる。
インコは普段とまっている目線の高さで相手との立場を認識する習性があります。
目線が高ければ高いほど優位な立場と認識されます。
あなたの愛鳥はあなたの頭の上にとまったり、目線より上のところに普段からいませんか?
これはインコは「自分は人より立場が上」と誤解し、問題行動を誘発しやすいので避けましょう。
まず普段から、インコを自分の目線より高いところにおかない、肩や頭に止まったらすぐに手に乗せて、目線より下げて接するようにしましょう。
これを続けることで、「飼い主さんのほうが上なんだ」と少しずつ理解してくれるようになります。
これだけでも噛み癖が軽減されていきます。
手に乗せたらごほうびを与えたり、ほめてあげましょう。
こうして「手にのったほうがうれしい事がある」と教えていきましょう。
噛んでも良いものを与える
インコの噛み行動を完全に抑えることは不可能です。
それは噛むことで情報を得たりストレス解消をしているインコにとって大きなストレスになります。
かじったら困るものを齧らせる前に、おもちゃやかじり用おやつを与えてみましょう。
「これは噛んでも良いもの」と教えてあげることが大切です。
おもちゃやかじり用おやつを上手に齧りだしたらほめてあげることも忘れずに。
詳細はこちらもどうぞ↓
■インコの噛み癖を治すにはおもちゃが有効!大型は手袋をはめて!
叱るときは現行犯でビシッと短く叱りましょう。
叱るときは「齧っている最中」にしましょう。
時間がたってからしかっても、インコはなぜ叱られているかわからず、人への不信感を募らせるだけです。
叱るときは短く小鳥の顔に「フッ!」と息を吹きかけましょう。
この行動はインコに共通する怒りの行動です。
これを飼い主がすることによって「怒られている」と認識します。
ただし、インコをたくさん叱ることはあまり好ましくありません。
噛んだら困るものはあらかじめインコの近くに置かないようにして、叱る機会を減らすこと 「噛めない」「噛ませない」状況にすることが一番大切です。
セキセイインコの噛み癖のしつけ方!雛・中雛にもおすすめ!まとめ
- インコの噛み癖は完全に押さえることは不可能です。
- 互いの関係の見直し、噛んでも良いものを与える、噛ませないようにつとめましょう。
- インコを放鳥する前に噛まれて困るものは周囲から遠ざけましょう。叱る機会を抑える努力を。
インコの噛み癖は雛や中雛のうちからしっかりしつけておきましょう。
特に小さいうちは目線を飼い主より高くおかないことを心がけてみてください。
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