文鳥がケージで暴れて続ける、急に暴れだすのには何らかの理由、原因があります。
放っておくべきなのか、何らかの対策を取るべきなのか迷うところだと思います。
今回は文鳥がケージで暴れる理由と対処法を解説します。
文鳥がケージで暴れる理由と対処法
- 暴れることで要求が通ることを学習した。
- 何かに驚いた。
- ケージ内に寄生虫がいる。
- てんかん発作。
文鳥がケージ内でバタバタと暴れる時は、何らかの理由が必ずあります。
様子をよく観察して、どのような対応が一番良いのか考えていく必要があります。
暴れることで要求が通ることを学習した。
ケージで暴れると、ケージの前まで、すぐ様子を見に行ったり、放鳥したりしていませんか。
これを繰り返すと、文鳥は「ケージで暴れると飼い主がきてくれる、外に出してもらえる」と学習し、暴れることが酷くなる場合があります。
ケージ内で文鳥が暴れだしたら、まずは文鳥に気づかれないようそっと様子を遠くから確認しましょう。
暴れている時は興奮状態ですので、急に放鳥すると壁にぶつかったり、床にたたきつけられたりして思わぬ大怪我になる場合がありますので危険です。
何かに驚いた。
ケージの前で急な動きがあった、大きな音がした、激しい光刺激があった(車のヘッドライトが反射したなど)りすると、文鳥は驚きます。
驚いた拍子にケージ内を暴れ回り、打ち所が悪く骨折などの大怪我になることも珍しくありません。
文鳥が何を怖がっているのか、驚くのかをしっかり観察し、苦手なものは近づけないようにしましょう。
驚いて暴れだしたときは、優しく声をかけて落ち着かせます。
ケージの外に出すと危険なので、ケージの中で静かになってもらうのを待ちましょう。
ケージ内に寄生虫がいる。
夜だけ暴れる場合、寄生虫でダニの一種「ワクモ」によるパニックを疑います。
ワクモは夜行性で、昼間はケージの隅や止まり木などに隠れ、夜になると鳥の血を吸うために活動します。
そのため、文鳥が夜に暴れるようになります。
かゆがったり、羽根が抜けていたり、元気がなくなるといったことで発見することがあります。
病院で適切な治療と、飼育環境の徹底消毒、それまで使っていたツボ巣の取替えなどを行うことで改善されます。
てんかん発作。
文鳥はてんかん発作を起こすことがあります。
原因は不明で、一説には遺伝、何らかの刺激が条件になっているといわれています。
ストレスや運動不足でも発症すると考えられているため、毎日最低30分の放鳥をしてストレス解消をさせましょう。
てんかん発作中~後は視点が定まらない、細かく震えているという特徴があります。
てんかん発作自体は数分でおさまることがほとんどですが、回数が多い、時間が長い場合はすぐに病院に連れて行きましょう。
文鳥がケージで暴れる理由と対処法。実は病気の可能性も!まとめ
- 文鳥がケージで暴れるのには理由があります。
- 暴れることでよいことがあると学習した、ストレス、驚き、てんかん発作などが挙げられます。
- 原因を突き止め、それぞれにあった対処をしましょう。
- 原因が分からない場合や、暴れる症状が治まらない場合は様子見せず病院へ連れて行きましょう。
文鳥が暴れる、パニックになる原因はストレスや学習の結果、病気や寄生虫によるものなど多岐にわたります。
愛鳥がどの状況で暴れているのかを把握し、パニックの元を取り除いてあげましょう。
これら以外にもちょっとしたことで驚いたり、暴れたりすることがあります。
飼い主さんの優しい声で落ち着かせてあげてください。
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