インコが人に対して警戒心を抱かずベタ慣れになるためには、人との接し方が非常に重要になります。
特に雛から大人になるまでの間にどれだけ人と密接に関わってきたかが大切です。
今回はインコが大人になるまでにすべきこと3点を解説していきます。
インコが大人になるまでにすべきこと1.「両手で包むように抱いてあげる」
挿し餌を与えたり、お世話をするとき、遊んであげるときにインコを両手で包むように抱く機会を作るようにしましょう。
手に包まれることでインコは安心感を感じ、人に対して愛情を向けるようになります。
もちろん、優しく声をかけることも忘れないで下さい。
また、人間の手はインコの体温より低いため、抱く前に十分手を暖めるようにしましょう。
インコが大人になるまでにすべきこと2.「質の高いフードをたくさん与える」
雛の時期の餌は、その鳥の一生を左右するといっても過言ではありません。
たとえば、文鳥の雛に泡玉をお湯でふやかしたものだけでは不十分です。
専用のパウダーフードや、ゆでた卵黄を潰したもの、粉末小松菜などを混ぜ合わせたものを与えましょう。
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体格や骨格が強くなるだけでなく、大人になってからの体質や病気への抵抗力が段違いなのです。
雛の時期は専用パウダーフードの使用を強くお勧めします!
インコが大人になるまでにすべきこと3.「コミュニケーションをたくさんとる」
インコが人間に慣れるポイントのひとつとして、「大人になるまでにどれだけ人と関わったか」ということが重要であることが挙げられます。
たとえ手乗り雛を育てても、餌と水をあげるだけの毎日では次第に人と距離をおいていくでしょう。
ずっとケージに入れられることでストレスをためてしまい体調を崩してしまう可能性もあります。
手乗りインコとして育てていくのであれば、毎日最低1回、最低30分の放鳥をするようにしてください。
放鳥中はインコをしっかりみて話しかけたり、撫でてあげたり、遊んだりしてください。
インコが大人になるまでにすべきこと3点!これだけでベタ慣れ!まとめ
- 両手で包むように抱いてあげる
- 質の高いフードをたくさん与える
- コミュニケーションをたくさんとる
インコは大人になるまでに多くの経験を重ねていきます。
人はどのような存在なのか、周囲の環境は安全なのか、元々警戒心の強い生き物ですから、周囲を慎重に観察しています。
インコは人より早く成長します。
インコの1日は人の1週間、1ヶ月にも相当します(種類によって異なります)。
そのため、1日1日の人との関わり方が非常に重要なのです。
インコを包むように抱いてあげること、たくさん話しかけること、遊んであげることで人への警戒心を解き、慣れていくようになるでしょう。
大人になるまではスポンジのように経験を吸収していきます。
お迎えするのであれば、大人になるまでの日々をどれだけ充実させられるかを今一度考えてみてください。
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