旅行や急な長期滞在でインコをどうしても預けなければいけないときに利用するのがペットホテル。
とても便利ですが色々な家庭で飼育されている動物が集まる場なので、トラブルが生じがちな施設でもあります。
今回はペットホテルでインコに起こる可能性のあるトラブルについて紹介します。
利用する予定のある人は確認しておいて下さい。
ペットホテルでインコに起こる可能性のあるトラブル
ペットホテルは犬、猫を主に小鳥やうさぎなどの小動物を飼い主の要望に応じて預かりお世話するサービスです。
お世話は基本的に必要最低限で、本当にやって欲しい事(多くても2つ)はきちんと伝える必要があります。
check!インコを旅行で1週間~留守番させる時はホテルを!注意点まとめ
ペットホテルで考えられるトラブルにはどのようなものがあるのでしょうか。
ペットホテルから逃げてしまう
インコにとってペットホテルはまったく知らない場所で知らない人が行きかう場所。
何とかして飼い主さんを見つけようとするのは自然なことです。
そんな中、餌や野菜の交換の隙をついて逃げてしまうといったことも珍しくありません。
インコは外に出てしまうと捕まえることが難しく、カラスなどの外敵の多い自然下での生存は非常に難しいでしょう。
怪我や病気をしてしまった
そういやインコたん預けていたペットホテルで緊張したらしく、カゴの中で暴れて怪我したらしい。病院にも連れてってくれたから今は元気みたいだけど今日速めにお迎えにいこう'`
— トガシ@次はスパコミ (@k_togasi) 2012年4月13日
知らないところでの生活で暴れて怪我をしてしまったり、他の動物からウイルス等が感染して病気になるというケースもわずかではありますがあります。
ペットホテルに滞在するインコ同士で何かしら病気を移されることは非常にまれなケースですが、他の動物との接触状況の確認や必要であればアクリルケースなども持参すると良いでしょう(持参はペットホテルに確認を必ず取ってください。料金が割り増しになる場合もあります)。
ストレスで体調を崩してしまった
旅行のためセキセイインコをペットホテルに3泊預けた。
帰ってきたインコは血の付いた太い羽根が2本抜け、翼にも血が付いていた…
相当なストレスだったんだな。
そうだよね。当たり前だよね。
胸が詰まってしまった。ごめん。ごめんよ。ごめんね。— ネギ待ち (@arex18730223) 2017年8月18日
インコはストレスに弱く、飼い主がいない、いつもの環境ではないということに大きなストレスを感じます。
食欲をなくしたり、おなかを壊したり、元気がなくなってしまうことがあります。
こういった状況が長期に続くと衰弱してしまう可能性が高まるため、2泊以上預ける場合は可能な限り顔見知りの知人、インコを預かりに特化したペットホテル、獣医が兼営しているペットホテルが良いでしょう。
ペットホテルでトラブルにならないようにするには
- ペットホテルの評判を調べる、実際に見学する。
- お世話でどうしてもお願いしたいことはきちんと伝える(2つまで)
ペットホテルを利用する前に、そのペットホテルが愛鳥を預かるのに適しているのかを事前に調べたり見学する必要があります。
犬や猫の扱いには慣れていても、インコの扱いは不慣れというペットホテルは少なくありません。
また、お世話でどうしてもお願いしたいことはきちんと伝えましょう。
ペットホテルでは餌や水、敷き紙の交換の最低限のお世話しかしてもらえないと思ってください。
その他お願いしたいことがあれば2つまで伝えておきましょう(3つ以上は他の動物のお世話になるので控えましょう)。
ペットホテルでインコに起こる可能性のあるトラブル。預ける前に確認!まとめ
ペットホテルは飼い主の急な出張や滞在に対応できる便利な施設です。
そのペットホテルが愛鳥に向いているのかよく下調べや見学をしておく必要があります。
愛鳥を安心して預けられるよう、愛鳥も安心して飼い主の帰りを待てるようなペットホテルがあると良いですね。
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