インコを飼育すると、楽しい時間や思い出をたくさん作ることができるのは間違いありません。
しかし、インコを飼い始めたら諦めないといけないことがいくつかあります。
お迎え後「こんなはずではなかった」ということにならないように、飼い始める前に絶対確認しておきましょう。
今回はインコを飼ったら諦めないといけないことをいくつか紹介します。
インコを飼ったら諦めないといけないこと
- お金がかかる
- 旅行にいけなくなる
- 部屋が汚れてしまう
- 香水が使えなくなる
- 犬や猫などが飼えなくなる
インコを飼育するということは、インコの一生に責任をもつということです。
毎日のお世話はもちろん、それまで別のことに使っていた時間やお金をインコのために費やさなければならなくなります。
その結果、それまでできていたことが制限されたり、まったく出来なくなったりすることがあります。
お金がかかる
インコの飼育を始めるときは、インコ生体代やケージのほかに、餌やおもちゃなどの消耗品が月数千円かかります。
病気や怪我で病院に連れて行くことになると数千円から1万円の費用が1回の診察でかかってしまうことも珍しくありません。
入院や手術となると10万円以上の医療費になる場合も十分考えられます。
大型鳥なら+2万円~5万円は上乗せになるでしょう。
インコの医療費など万が一かかるお金は別に貯金するようにしたほうが良いでしょう。
※こちらもあわせてチェックしてみてください。

また、インコは季節に応じて保温、保冷が必要です。
夏場はエアコンをつけっぱなし、冬場はヒーターをつけっぱなしにしないといけないため、電気代が月2万円ほどかかるでしょう。
旅行にいけなくなる
インコを飼い始めると旅行に行くのが難しくなります。
えさや水がなくなることや、留守番中の保温器具の故障などで体調を崩す可能性も考えられます。
ペットホテルに預けるか、インコのことを良く知っている友人に預けるしかありません。
例え1泊でもインコだけ家で留守番させるのは大変危険ですのでやらないほうが良いでしょう。
※インコに留守番をしてもらうときの注意点はこちらをチェックしてみてください。

部屋が汚れてしまう
インコはトイレのしつけが基本的にできません。
そのため放鳥するとあちこちにフンをして部屋を汚してしまうでしょう。
放鳥中はインコから目を離さず、排泄したらすぐにふき取るなどのこまめな対応が要求されます。
そのほかにも大事な本や書類をびりびり破いたり、携帯電話の充電コードを噛み切ったり、家具をかじったりなどと、インコはいたずら大好きです。
しかってやめさせることは信頼関係の悪化につながりますので、壊されたりいじられてほしくないものをインコに届かないようにするなど飼い主さん自身で対策するしかありません。
香水が使えなくなる
インコにとって硬水やアロマは有害であることがとても多く、アロマで急死してしまった例が数多く報告されています。
どの香料や成分がインコに悪影響を及ぼしているかはっきりしていないため、アロマや香水をインコの前で使用することは避けましょう。
インコを飼育するならアロマを炊くことは絶対にやってはいけません。

犬や猫などが飼えなくなる
インコにとって犬や猫、フェレットなどの小動物は天敵です。
同じ部屋に放すとほぼ確実に襲われてしまうため大変危険です。
ケージ越しの対面であっても、天敵が目の前にいる環境はインコにとって大きなストレスです。
どうしても一緒に飼育する場合は、廊下や階をはさんだ別の部屋でそれぞれ飼育し、絶対に対面させないように徹底しましょう。
普段どんなにいう事をきくインコや犬であっても動物のとっさの本能や行動は抑えることができません。
信頼しすぎて思わぬ事故になってしまわないように、徹底した管理をしましょう。
絶対に同じ部屋での飼育はやめましょう!
インコを飼ったら諦めないといけないこと。お迎え前に要確認!まとめ
- インコを飼うといくつか我慢しないといけないことや諦めなければいけないことが出てきます。
- インコの飼い始めだけでなく、毎月のえさや消耗品代、電気代などお金がかかります。
- インコは食事を食いだめできないため、空腹状態でいるとすぐに弱ってしまいます。したがって留守番はできません。
- アロマや硬水はインコには有害なので絶対にやってはいけません。
- 犬や猫、フェレットなどの小動物はインコにとって天敵です。同じ部屋での飼育もストレスをためてしまうでしょう。
インコを飼うと制約や諦めなければいけないことがたくさん出てきます。
諦めなければインコに危険が及んだり、予想外の出費に悩むかもしれません。
しかし、それ以上にインコとの毎日は充実したかけがえのない日々であることは、間違いありません。
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