ルリコンゴウインコが頭にとまる理由はいくつかあり、本能や立場の主張などがあるといわれています。
しかし、頭にとまらせ続けるのは、しつけや、フンが頭に落ちるという問題上、好ましくありません。
やめさせるにはどうすればいいのか、インコの心理を理解したしつけが必要です。
今回はルリコンゴウインコが頭にとまるのをやめさせる方法を紹介します。
ルリコンゴウインコが頭にとまりたがる理由
- 飼い主に対して立場を主張している。
- 肩や腕より頭にとまりやすいから。
- 高い所にとまりたがる本能によるもの。
鳥は立場が上の鳥ほど、木の高い場所に止まる習性があります。
そのため、飼い主の目線の高い所にいることになれた鳥は、飼い主よりえらいと勘違いしやすくなるのです。
立場を勘違いしたことで飼い主の言う事をきかなくなってわがままになったり、噛み癖が強くでてしまうことがあります。
そういったリスクを減らすためにも、飼い主の目線より高い位置にインコの目線がこないように工夫が必要です。
NG!間違ったしつけ方
- 大きな声で叱る
- 手に乗せかえて叱る
ルリコンゴウインコはとても知能が高く、叱り方を間違えると状況が悪化してしまったり、それまでの信頼関係が崩れてしまう場合があります。
☆大きな声で叱る→「一緒に大声で遊んでもらっている」と勘違いされてしまう。
☆手に乗せかえて叱る→手に乗せかえる行動で「叱られてしまう」と思ってしまう。
よくやりがちな叱り方は実は逆効果の場合があります。
インコは基本的に叱ってしつけをすることは向きません(時には必要で効果的です。)
頭に乗せるのをやめさせる方法については、叱る必要はありません。
実際にどのようにやめさせるかを次に解説します。
ルリコンゴウインコが頭にとまるのをやめさせる方法
ルリコンゴウインコが頭にとまるのをやめさせるのはとても簡単です。
頭にとまったらジャンプする、ぐらぐら揺れるなどで不安定な状況を作ることです。
これを繰り返すことで、「頭にとまるのは不安定で落ち着かない」と感じ、頭にとまるのを嫌がるようになります。
ルリコンゴウインコは知能が高く、理解力がある鳥なので、早ければ数回繰り返すことで頭に乗ろうとすることをやめてくれるでしょう。
その代わり手に乗るときはしっかり安定させてたくさんほめてあげてください。
こうすることで「手に乗るほうがほめてもらえるし安定する」と認識してくれます。
ルリコンゴウインコが頭にとまるのをやめさせる方法!これでピタリ!まとめ
- ルリコンゴウインコが頭にとまることは、立場の誤解や、衛生上の問題から好ましくありません。
- 特に立場を誤解することでわがままになったり、言う事をきかなくなり、しつけに困る可能性があります。
- 頭にとまったらぐらぐらゆれる、ジャンプすることで不安定な状況を作りましょう。
- 繰り返すことで頭にとまる頻度が減っていきます。
ルリコンゴウインコが頭にのることを許していると、立場を誤解してワガママ化することがあります。
わがままになるとしつけがしにくくなったり、コミュニケーションをとりにくくなります。
こういった状況を防ぐために、頭にのることを習慣化させないほうが良いでしょう。
ただし、しっかり信頼関係ができた上で、頭に乗っているのであれば、問題ありません。
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