知能が高く芸達者、陽気な性格で遊び好きで、仰向けになったりと可愛いしぐさが魅力のウロコインコたち。
とにかく鳥離れしたコミカルで可愛い動きで人気急上昇中の中型インコです。
非常に賢い鳥のため、噛み癖などのしつけはしっかり行う必要があります。
ウロコインコの飼育方法・飼い方/性格/寿命/値段/特徴について紹介します。
特徴と値段、寿命
原産国 | 南アフリカ等 |
寿命 | 12年~18年 |
お迎え平均価格 | 70.000円~140.000円(上昇傾向、種類によって上下) |
大きさ | 約26.0cm~27.0cm |
体にあるうろこ状の模様からその名がつきました。
好奇心旺盛な仔が多く、よく馴れてくれる中型インコです。
体全体を触られても平気な仔が多く、手の上でコロコロ転がったり、服やポケットの中にもぐったりと全身を使って楽しい気持ちを表現してくれるインコです。
ケージの中でも、床に寝転がったり、おもちゃなどにぶらさがって遊んだりと、その鳥離れした動きは見ているだけで癒されます。
知能も高いので輪投げなどの芸を覚えてくれます。
種類
主な種類として、以下の種類がウロコインコの仲間です。
・ウロコメキシコインコ
・アオシンジュウロコインコ
・アカハラウロコインコ
・ワキコガネイロウロコインコ
色変わりも存在し、特に淡く黄色い色合いの「パイナップル」が人気があります。
性格
ウロコインコは陽気な性格でスキンシップを好みます。
人にもよくなつき、犬のようにベッタリするしぐさは、ウロコインコならではです。
反面、噛む力が強いため注意が必要です。
噛み癖を緩和する方法、しつけをお迎え後から行っていきましょう。

飼育方法と注意点
ウロコインコは南アフリカ原産で暑さには比較的強いですが、冬の寒さにはあまり強くありません。
特に最初の冬を迎える若鳥はしっかり保温をしてあげましょう。一冬を越えると健康面では丈夫なほうです。
活発で放鳥時はもちろん、ケージの中でもかなりアクティブに遊びまわります。
大きめのケージを用意してあげておもちゃを沢山入れてあげてください(常に3種類ほど)。
噛む力が強いため、おもちゃもすぐ壊れます。
破損したおもちゃでケガや事故が起こらないよう、おもちゃのチェックも定期的に行いましょう。
ウロコインコは知能が高い分、脱走も多いインコです。
ケージの入り口、餌と水入れ口にはナスカンをつけておきましょう。
えさ
市販されている中型インコ用の餌で大丈夫ですが、ヒマワリの種の与え過ぎは肥満の原因になります。
高脂肪シードは1日1~3粒程度にとどめましょう(冬場は体重を保持するために1~2粒多くてOKです)。
ソバの実、オーツ麦といったシードを別に用意して市販フードに混ぜるのをおすすめします。
ペレットを主食にする場合、水につけて食べる子が多いので、水を汚さない無着色シードがオススメです。
スキンシップをしっかりとってあげる
ウロコインコは人間大好きの明るい性格です。
できるだけ放鳥時間を作り、コミュニケーションタイムを確保しましょう。
1日最低2時間(合計)の放鳥が必要です。
ケージに複数おもちゃがあれば、一人で遊んだり、留守番も苦にしません。
噛み癖が強い傾向にあるので、スキンシップをはかりながら、噛み癖のしつけもするようにしましょう。

冬場でも水浴び大好き
ウロコインコは水浴びが好きな子が多く、飲み水で水浴びをすることが多いです。
冬場でも気にせずに水浴びしますので、ケージの周りは水濡れしたら困るものを遠ざけておきましょう。
水浴びで飲み水が空になることもしばしばありますので、こまめに飲み水のチェックをしてください。
気をつける病気
ウロコインコは比較的病気に強い傾向にありますが、一度体調を崩すと立て直すのが難しいので、毎日のお世話の中で普段と変わりはないかよくチェックするようにしましょう。
check!インコを踏んでしまった、踏んだ時に行う対処法と予防方法
【風邪】
ケージに隙間風が流れたり、温度変化が激しい環境だと、風邪を引いてしまいます。
【疥癬(かいせん)】
ダニによって皮膚の病気になってしまいます。足の鱗が逆立つような状態にないかチェックしましょう。
ウロコインコは病気よりも万が一の事故による怪我に気をつける必要があります。
まとめ
- ウロコインコは陽気でフレンドリー!遊ぶしぐさのかわいらしさで大人気の中型インコです。
- 噛む力が強いため、しつけをしっかり行う必要があります。
- 比較的丈夫で、食事の好き嫌いも少ない、日々のお世話は比較的容易なインコです。
ウロコインコは遊ぶことが大好きで常にエネルギッシュです。
噛み癖の強さからしつけが大切なインコですが、その懐き方や遊ぶしぐさはなにものにもかえられないかわいさがあります。
健康面でも丈夫なほうなので、インコ初心者さんでも比較的お迎えしやすい種類といえます。
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